「後藤田正純・衆議院議員が語る「消費者庁」構想」に唖然とする


これが電波な意見でなく、日経ビジネスの取材に衆議院議員が答えた記事である、というところに。

廉価販売を規制すれば、ものの値段は上がる。これは一時的には、消費者に不利かもしれない。しかし、消費者が安いものを買うのは、家計が苦しいから。家計が苦しいのは、中小企業が大企業からダンピングさせられたり、過当競争で会社の業績が落ち込み、人件費を削られるから。家計が苦しいから、安くしないと売れない。こうしたデフレスパイラルに陥ったままにしないためにも、政府が適切な価格を導く政策を上手にしないといけない。

「規制緩和論者はもう、かなり少数派」 (消費者を守るのは誰?!):NBonline(日経ビジネス オンライン)


「消費者が安いものを買うのは、家計が苦しいから」

苦しくなくたって、同じ品質なら安いものを買うだろう、経済学的に考えて……。


「政府が適切な価格を導く政策を上手にしないといけない」

政府に適切な価格が分かるわけないだろ。唯一適切な価格は、それが自由取引されているときの価格だろう……。