バカじゃないと、モテない
私は非モテではないので以下の大部分は想像で書くのだが、あながち間違ってはいまい。
「モテない、モテない」とひとりでグッチャラグッチャラ悩んでいるうちは「バカ」だと思われるのではないかと思った。
「モテたい」という欲望に対して単純にモテる努力ができる人にはそう思われると思われる。そしてそういう人こそ、ある意味バカでないと務まらないのである。
モテたいからと言って、なぜ俺がオタ趣味を諦めたり服買ったり女に気を遣ったりしなきゃならんのだろう? 俺みたいな奴にそんなことできるのか? と言うかそもそも俺にそんな価値あるか? などという疑問は非モテじゃないからといって消えたりはしない。
が、そこはとりあえず置いておいてまずはやってみよう、そう思い込むのに理由は要らなくて、ある程度バカになれればそれでよい。彼女ができたらどこどこへデートに連れて行こう、それにはまずあれをやってこれをこうして、あー楽しいかも知れないなあなどと妄想し、それに従って行動できればそれでいい。
これは、例えば多くの人にとっての「仕事」にもあてはまる。この仕事が本当に楽しいのか、一体どの程度社会に貢献できているのか、そもそもこれが本当に自分のやりたかったことなのか、そういうことを考え出すと、バカだと思われる危険がある。
しかし実際にはそうではなくて、仕事なんてのはある程度バカにならないとこなしていけないものなのだ*1。金を稼ぎたいとか社会的地位を維持していたいとかそういう欲望に対して、素直にならないといけないのである。
無論、どっちをバカとみなすのかは人によるという話なのだろうけど。
*1:これに当てはまらない仕事をしている人は本当に幸せだと思う