上場はお金を集めるためのものです
おれはおまえのパパじゃない - 最近のmixi報道で思ったこと
上場するってことの意味がようわからんのですけども、なんか株がわーってなってるみたいで、
ネタにマジレス。
上場ってのはつまり資金調達であって、株式市場からお金を集めて何かもっとやってやろう、ってことです。そのやる気が無いと、上場する意味は無い。ライブドアだの村上ファンドだので「上場=買収される危険がある」ってのは周知だと思うけど、そういう危険を冒してでも事業を大きくする資金が欲しい、それが上場の意味です。
ところがここに書いたけど、ミクシィさんではお金の使い道が決まって無いらしい。っつーか少なくともそれ公言しちゃまずいんじゃないのか、ってことで。
また、大株主にロックアップ条項が無い、上場初日からストックオプション行使可能、というのもニュースになってた。
大株主が上場直後に保有株を大量に売却すると、当然株価は下がる。それを防ぐのがロックアップだけど、それが無いらしい。ストックオプションについても権利が行使されると一株利益が希薄化されて結果株価が下がる。*1
で、得をするのは誰かというともちろん買った人ではなくて最初から株を持っていて市場で売った人です。*2
だけどそれと株がいまいち結びつかないというか、mixiはこれからどうやってごりごり金儲けをするつもりなのかがわかりません。
mixiはともかく、既存株主のサイバーエージェントが大儲けしたことは確実です。*3