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原子力発電所をどう呼ぶべきか問題

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ある程度物理を勉強した人からすれば、「核」は「核」であって、それが忌わしい意味を含むというような印象は全く持っていないだろう。

また、「核」「原子力」という単語が持つ一般的なイメージは、それが表す概念が変われば変わりうる。

例えば、村上春樹の言うように「核」という言葉を発電に使うとする。また、「原子」を兵器の方に使うとする。その状態でしばらく時代が下れば、第2の村上春樹が、「発電所を核と呼ぶのはおかしい。兵器と同じように原子力発電と呼ぶべきだ」と主張するようになるだろう。

もちろん、同じ言葉で発電と兵器の両方を表しても良いが、もし「兵器を発電と同じように考えるなんてけしからん」という意見が出て来ないとすれば、それは「火力」が、発電形態と「兵器の威力」の両方を表しながら全く別物として考えられているのと同じように、別物として受け入れられたということだろう。

本題。

日本語で原子力発電所をどう呼ぶべきか。

原子力発電は、火力、地熱、太陽熱と同じように、汽力発電の一種だ。要するに熱を使って蒸気を作ってタービンをぶん回す発電である。

また、水力、風力は熱は介さないが、タービンをぶん回して発電するのは同じだ。これらを統一して、「なんとか力発電」と呼ぶことにすれば座りが良い。さらに、「なんとか」の部分は漢字一文字にすると見栄えも良い。

地力(地熱)発電、水力発電、火力発電、風力発電、光力(太陽熱)発電、核力*1発電。

漢字一文字を抜き出すと、地・水・火・風・光・核、となって、核にラスボス感が出る。

核融合反応云々の話がブクマであったが、核融合も結局は汽力発電なので、「核(分裂)を倒したと思ったらラスボスが第二形態に変身し、核融合となった!」みたいにどんでん返しに使える。

また、太陽熱も核融合反応が元になっているみたいな話も出ているが、「真のラスボスは、既に倒したと思った『光』だった。『光』の実体は、遥か遠い恒星上にあったのだ!」みたいに、続編への期待が高まる。

さらに、同じく核融合反応が元になる太陽光発電では、「実は、これまでの敵とは全く別の『光』が存在していた!(太陽光発電はタービンを回さない、ソリッドステート)」みたいに、もうインフレ行くとこまで行って、ネタ切れで打ち切り間近な感じになる。

*1:「核力」は核分裂によって生じる熱エネルギーの元になっているのだから、地力や水力よりも実態を正確に反映している名前である。