ポジティブとネガティブの間に
ポジティブになりたい、と思うが、ネガティブによりシンパシーを感じる。
で、
ポジティブ思考は酒でしかない。
というのは正しいが、
酔って、自分を忘れるためだけのもの。
「だけ」のものではない。
酒は体に悪いから一切利用しない、というのもそれはそれで生き方である。嫌いならそれで構わない。
酒そのものが嫌いなのか、酒に酔った他人が嫌いなのか、酒に酔った自分が嫌いなのか。
いずれにせよ、要は使いどころだ。他人はどうでもいい。自己嫌悪に陥らない程度にうまく使えれば、それでいいはずだ。
常にポジティブな人は、成功体験が強くアンカリングされているのだろう。
つまり、ポジティブ思考でうまくいった事例がだんだんと心に積み重なっていった結果なのだ。
逆の人は、失敗体験が積み重なってしまったのではないか。
どちらも個人的な経験に基づいているなら、その成功あるいは失敗は本当に思考によるものだったのか、偶然ではなかったのか、今一度考えてみるべきだと思う。