ホワイトカラー・エグゼンプション

exceptionかと思ってたらexemptionだったと言う。

それはともかく。

残業時間どころか通常業務時間から大して役にも立たんどころかむしろしない方がいいような仕事をして高給を貰っている人間が周りにゴロゴロいる身としては、導入に賛成したい気分ではある。

残業代ゼロでこき使われてしまう、という危惧があるみたいだけど、「金がもらえないんなら、働かなければいいじゃない！」

いや、日々残業残業で何とか仕事をこなしている人々、上に挙げたような役立たずの尻拭いを日々させられている人々がそういう危惧を抱くのは当然理解できる。と言うか何より俺もポジション的にそっちを心配するべきだというのは明白である。

……ただ、労働者が国（やら政治やら何でもいいが）を見張り、国が企業を見張り、結果労働者が楽できる、という構図はいい加減諦めた方がいいんじゃないか。素直に、労働者が企業を*1見張って、国には何もさせない方が、よっぽどうまくいくんじゃないのか。

国の方針について懐疑的な人々が、国に（大企業を法律ひとつで規制するような）絶大な権力を与えて良しとしていることが、どうにも不思議ではある。

*1:市場を通して