核保有議論

結局核を持たないで防衛はできない、というほとんど脅しに近い発言をしている。


執拗に核保有論議、中川核守(かくのかみ)


なぜそれが「脅し」になるのだろう? それが真実だからだろうか? ウソなら突っぱねときゃいいではないか?

そう、それこそ向こうが議論を望むならそこで完膚なきまでに叩き潰せばいいではないか。


もちろん議論自体が日本に不利になるという話は(有利になるという話とともに)あるだろう。

がしかし、少なくとも核保有議論をバカがやることだとして反対し、そして中川氏が「核を持つための議論をしようとしている」と考えるのであれば、中川氏が本心を隠して政治家をやりおおせるよりは、私はバカですということを世間に喧伝してもらって選挙で落とした方がいいはずではないか。


でも、

ところが、大人であるはずの政治家がその議論を始めようとすることの異常さ。そんな人間を国会議員として税金を与え続ける国民の無関心、無神経さ。


執拗に核保有論議、中川核守(かくのかみ)


国民はそれでもバカを見抜けないだろう、という主張。

民主主義国家において政治家を選ぶということが、どういう意味を持っているのか、無関心で居続ける国民には、ヒトラー最後の12日間でいうとおり、自分を選んだドイツ国民は最後までつきあってもらう、ということになるだろう。


執拗に核保有論議、中川核守(かくのかみ)


これこそ「脅し」に取れなくもないが。

それはともかく、民主制支持なんてとっとと止めたらいいのではないかと思う。