お前ら、子猫なめすぎ
作家の坂東眞砂子が18日の日経新聞で日常的に子猫を殺していると語る
女流作家「子猫殺し」 ネット上で騒然
これについてのおろちょんさんの記事に、たくさんブックマークがついていた。
なんでかフラメンコ: 可愛くなければ殺してもいいのか、という問題
この手の話を猛烈に批判する人は、猫殺しがダメでゴキブリ殺しがアリとされる矛盾に気がついているのだろうか。
さらに上記記事に対して、pal-9999さんという方が、
まぁ、確かに矛盾しているんだけど、ダーウィニズム的なモノの見方をすると、そう矛盾してはいなかったりする。
虫を嫌ったり嫌ったりするのは、人類の文化に普遍的にみられる。そのうえ、虫が動物のように偶像化されて崇拝されている例はほとんどない。
これ、おそらくは進化の過程で身に付けてきた心理メカニズムによるものだと思われる。
と書いている。が、pal-9999さんの記事にも触れられている通り、これは「矛盾しない」ということではなくて、「人間が矛盾を感じない仕組みを持っている事の説明」に過ぎない。
また、人間がそういう仕組みを持っていることとは別に、色々な動物の赤ちゃんの可愛さが共通している理由(目が大きくて黒目がちだとか、顔における目の位置が親に比べて下のほうについているとか)は、他の動物に襲われにくくするために動物が進化した結果である、という説を聞いたことがある。
が、しかし。それは間違いである。
ここで、「動物の赤ちゃんとは一体何か」を明快に説明しているサイトを紹介しよう。
私は百式の記事で知ったのだが、そこでは単に和み系のサイトとしてしか紹介されていない。
だがBaby Animalsをよく読んでみてほしい。驚愕の事実が記されていることがわかる。
Since the beginning of time, baby animals have ruled the world.
Owning the future, dominating the present and rewriting the past.
時の始まりから、動物の赤ちゃんは世界を支配してきた。
未来を所有し、現在を独占し、過去を書き換える。(訳:fujixe)
そう、動物の赤ちゃんは世界の支配者なのである。
さらにTimelineを見てみると、人類を創造したのは動物の赤ちゃんである。これはベイビーアニマンタロジー(動物の赤ちゃん学)の先端研究者が認めるところだそうだ。
つまり、動物の赤ちゃんに対する我々の感情の元になっているのは、世界の支配者、造物主に対する畏敬の念なのだ。我々がゴキブリは殺せても子猫は殺せないのは当然である。むしろ子猫の方が、我々の生殺与奪の権限を握っているのだから。
こういった議論をすること自体、とんでもない不敬である。おそらく早晩我々はその自らの罪を償うことになるであろう。下のストーリーを見て、恐怖するがいい。